FreeBSD8.0によるWEBサーバ構築順序
初心者が、FreeBSD8.0によるWEBサーバを構築する際のインストール順序および設定順序や注意点について解説します。
WEBサーバ構築順序は大切
初心者がスムーズにWEBサーバを構築するには、ハードウェアにマッチしたモジュールの選択と、WEBサーバ構築順序が大切です。
モジュールを間違えると最初からやり直しというケースもあるでしょうし、構築順序を間違えると設定ができなかったりすることがあります。
ここでは、必ずしも理想的な構築順序を紹介している訳ではなく、初心者が取り扱いやすい順序を紹介します。
例えば、ネットワークが完成した直後には、外部からの侵入を防ぐため、ファイアウォールを構築するのが理想的でしょう。
しかし、初心者がわからないままファイアウォールを構築すると、自分すら遮断してしまう可能性があります。
最初にWEBサーバを構築する場合は、セキュリティよりも、まずどの程度使えるものかを早く知りたいものです。
ネットワークが完成したからといって、全く新規のIPアドレスであれば、まず侵入される可能性はないでしょうから、
ファイアウォールの構築は後回しにして、先に使えるような順序にしています。
推奨するWEBサーバ構築順序
- 前準備その1:FreeBSDが対応しているハードウェアのチェック
- 前準備その2:ハードウェアに応じたFreeBSDの選定とダウンロード
- FreeBSD8.0のインストール
- FreeBSD8.0の設定:SSH,FTP
- GMIRRORによるRAID1設定
- BIND9のインストール
- BIND9の設定
- portsを最新のバージョンに更新
- Apache2.*のインストール
- MySQL5.*サーバのインストール
- PHP5.2のインストール
- phpMyAdminのインストール
- Apache2.*の設定
- PHP5.*の設定
- MySQL5.*サーバの設定
- phpMyAdminの設定
- MySQLサーバの追加設定
- ファイアウォール(IPFW)の設定
最終更新日:2010年5月31日